北海道および関東・関西の一部人口集中地帯をのぞき、緊急事態宣言が一応解除されました。当初は34県だけで特定警戒都道府県は対象外になるのでは、と思われていましたが、中京地区と福岡・石川県も解除扱いとなりました。なんで関東・関西が対象で中京が対象外なのかよく分からないのですが、ひょっとしたら二地域と比べると観光に訪れる人が少ないので問題ない、と思われたとか。あ、失礼だったらすいません。ちなみに我が地元は本気で観光で見るところがほとんどなくて観光産業が四苦八苦してるくらいなので中京よりもさらに桁違いで観光客少ないです。
これで我が街も、以前と同等とまではいいませんが経済が動くようになりそうです。ちょっと夜に街を回ったのですが、かなりの店が夜になっても店を開けていました。あと、夜のせいかマスクをせずに歩いている人も以前より多くなりましたね。いい加減マスクの手持ち在庫がなくなってきた(東京あたりは余ってきているそうですが、我が地元は相変わらず品薄もしくは高額販売のみ)のもありそうですが。それにしても、こうしてようやく経済が動くようになった途端、「雇用調整助成金の引き上げ」だとか「世界最高水準の休業補償」だとか言い出すのはさすがに遅すぎじゃないですか。まるで対象企業が減るのを待っていたかのよう・・・とか言うとさすがに穿った見方かも知れませんが、ウィルスの件は何をやるのも一か月遅い、としか言いようがないです。
まぁ何度も書きますが、わたしは宣言中もあまり生活は変わりませんでした。お客さんが減ったことと、こっちが精神的に弱っていることを狙ってか、数年前のように偽物の持ち込みが増えたことくらいです(泣)。ただ、世間的にはいろいろ生活が一転したでしょうね。なかでも多くのことが「ネットでよくね?」という考えになった、という人は大勢いるでしょう。実はそう考える人が増えるのを期待している分野が個人的にはあります。銀行の使い方です。
東京あたりでは大きな街ごとにたいていの都市銀行の支店があり、ATMでお金を出し入れするのに困りません。が、地方では都市銀行の支店は県に一件、県庁所在地にあるだけ、というところが珍しくありません。都市銀行を使うのが不便なのです。なのでたいていの人は全国的な都市銀行ではなく地元密着の地銀を使っています。そこらへんが地方と大都市の経済格差を生む一つの原因にもなっているように感じますがまぁ今回のテーマとは少し違うのでおいといて。わたしも個人的には主に地銀を使っていますが、取引その他の関係でないと不便なので都市銀行にも口座を持っています。当然その銀行の地元支店は一店舗だけ。それでもそれほど家から離れているわけではないので、休日を利用すればその銀行で手続きが行えます。そして2~3か月に一度、月末にはどうしても店舗に出向いてATMを操作して現金を出し入れする必要があるのです。が、その銀行、ATMが2台しかありません。つまり県に2台しかないのです。それがときおり悲劇を呼びます。たまにいるでしょう? 月末になるとATMの前に住み着く気か? っていうくらい延々と操作し続けている人が。数か月前、そういう人が二人同時に来店してしまい、数十分にわたってATMの前を陣取り、2台しかないATMが使えなくなってしまったことがあるのです。当然わたしもそれによって待たされました。銀行側もそういう人が出ることを考慮に入れてか、普段なら貼っていない「手続きの件数が多い方は3件程度を目安に並びなおし、他のお客様にお譲りください」という張り紙がデン、と貼ってありましたが占領者には全く目に貼っていません。たまりかねて何度も行員さんが話しかけに行っていました。おそらく「あのー、かなり長いようですので出来ましたら並びなおしてお待ちいただいているほかのお客様にATMを譲っていただけないかと思うのですが」「いや、すぐ終わるよすぐ」というような会話を繰り返していたのでしょう。もっとも、その時点でATM待ちの列は蛇行につぐ蛇行で銀行の中を人で埋め尽くし、外にはみ出るほどひどくなっていたので、並びなおしなんて絶対したくなかったでしょうが・・・。多分ATMではなく窓口に用がある人の中にはあの列を見て利用をあきらめて帰っていった人も少なくないだろうなぁ、そういう意味ではATM占領は業務妨害とすら言える行為なのですが、一応違法なことをしているわけではないのでなんとも。
で、あまりにも待たせられるので「まだかなぁ」とついその人の手元を列からのぞいたりしてしまったのですが、わたしの場所から手元が見えた人は、少なくともわたしが見ている範囲では一切現金の出し入れを行っていませんでした。あくまで口座同士の金銭の移動を何十件も行っていたようです。それこそネットバンキングで十分できる行為です。先月末の休日に同じ銀行にやはりATMのために行ったのですが、その時は外出自粛もあってか人は少なく、占領と言えるほど長くATMを使い続ける人もいなかったのですが、これを機会にネットバンキングを使うようになっていたらいいのにな、と思わずにいられませんでした。
もちろんネットバンキング利用以上に今後進んで欲しいのは東京へと一極集中の是正・地方への分散です。テレワーク導入も推奨され、かなりの企業が導入したでしょうし、それなら大都市にいる必要もそれほどないわけじゃないですか。大企業と都市銀行の集中具合が地方の過疎化を生んでいるとわたしは思っていますし、これを機会にいい意味での再編が起こりましょうよ、と願うばかりです。
これで我が街も、以前と同等とまではいいませんが経済が動くようになりそうです。ちょっと夜に街を回ったのですが、かなりの店が夜になっても店を開けていました。あと、夜のせいかマスクをせずに歩いている人も以前より多くなりましたね。いい加減マスクの手持ち在庫がなくなってきた(東京あたりは余ってきているそうですが、我が地元は相変わらず品薄もしくは高額販売のみ)のもありそうですが。それにしても、こうしてようやく経済が動くようになった途端、「雇用調整助成金の引き上げ」だとか「世界最高水準の休業補償」だとか言い出すのはさすがに遅すぎじゃないですか。まるで対象企業が減るのを待っていたかのよう・・・とか言うとさすがに穿った見方かも知れませんが、ウィルスの件は何をやるのも一か月遅い、としか言いようがないです。
まぁ何度も書きますが、わたしは宣言中もあまり生活は変わりませんでした。お客さんが減ったことと、こっちが精神的に弱っていることを狙ってか、数年前のように偽物の持ち込みが増えたことくらいです(泣)。ただ、世間的にはいろいろ生活が一転したでしょうね。なかでも多くのことが「ネットでよくね?」という考えになった、という人は大勢いるでしょう。実はそう考える人が増えるのを期待している分野が個人的にはあります。銀行の使い方です。
東京あたりでは大きな街ごとにたいていの都市銀行の支店があり、ATMでお金を出し入れするのに困りません。が、地方では都市銀行の支店は県に一件、県庁所在地にあるだけ、というところが珍しくありません。都市銀行を使うのが不便なのです。なのでたいていの人は全国的な都市銀行ではなく地元密着の地銀を使っています。そこらへんが地方と大都市の経済格差を生む一つの原因にもなっているように感じますがまぁ今回のテーマとは少し違うのでおいといて。わたしも個人的には主に地銀を使っていますが、取引その他の関係でないと不便なので都市銀行にも口座を持っています。当然その銀行の地元支店は一店舗だけ。それでもそれほど家から離れているわけではないので、休日を利用すればその銀行で手続きが行えます。そして2~3か月に一度、月末にはどうしても店舗に出向いてATMを操作して現金を出し入れする必要があるのです。が、その銀行、ATMが2台しかありません。つまり県に2台しかないのです。それがときおり悲劇を呼びます。たまにいるでしょう? 月末になるとATMの前に住み着く気か? っていうくらい延々と操作し続けている人が。数か月前、そういう人が二人同時に来店してしまい、数十分にわたってATMの前を陣取り、2台しかないATMが使えなくなってしまったことがあるのです。当然わたしもそれによって待たされました。銀行側もそういう人が出ることを考慮に入れてか、普段なら貼っていない「手続きの件数が多い方は3件程度を目安に並びなおし、他のお客様にお譲りください」という張り紙がデン、と貼ってありましたが占領者には全く目に貼っていません。たまりかねて何度も行員さんが話しかけに行っていました。おそらく「あのー、かなり長いようですので出来ましたら並びなおしてお待ちいただいているほかのお客様にATMを譲っていただけないかと思うのですが」「いや、すぐ終わるよすぐ」というような会話を繰り返していたのでしょう。もっとも、その時点でATM待ちの列は蛇行につぐ蛇行で銀行の中を人で埋め尽くし、外にはみ出るほどひどくなっていたので、並びなおしなんて絶対したくなかったでしょうが・・・。多分ATMではなく窓口に用がある人の中にはあの列を見て利用をあきらめて帰っていった人も少なくないだろうなぁ、そういう意味ではATM占領は業務妨害とすら言える行為なのですが、一応違法なことをしているわけではないのでなんとも。
で、あまりにも待たせられるので「まだかなぁ」とついその人の手元を列からのぞいたりしてしまったのですが、わたしの場所から手元が見えた人は、少なくともわたしが見ている範囲では一切現金の出し入れを行っていませんでした。あくまで口座同士の金銭の移動を何十件も行っていたようです。それこそネットバンキングで十分できる行為です。先月末の休日に同じ銀行にやはりATMのために行ったのですが、その時は外出自粛もあってか人は少なく、占領と言えるほど長くATMを使い続ける人もいなかったのですが、これを機会にネットバンキングを使うようになっていたらいいのにな、と思わずにいられませんでした。
もちろんネットバンキング利用以上に今後進んで欲しいのは東京へと一極集中の是正・地方への分散です。テレワーク導入も推奨され、かなりの企業が導入したでしょうし、それなら大都市にいる必要もそれほどないわけじゃないですか。大企業と都市銀行の集中具合が地方の過疎化を生んでいるとわたしは思っていますし、これを機会にいい意味での再編が起こりましょうよ、と願うばかりです。